慶應義塾大学のプロジェクトとして昨年スタートした「テル・ベィティン」の
初年度の調査概要をリポートします。聖書のベテルとされる所であり、オルブライトの調査以来ビザンチン時代からの巡礼の痕跡、またテル付近の鉄器時代の遺構などが確認されています。今回、改めて村全域の予備調査を行い、2013年度からの本格的な発掘ヘの準備としました。今回の講演では、パレステナの村落の様子、パレステナ自治政府との協力、地域協力、地域貢献のビジョン、予備調査の概要など、発掘の周辺的な部分と、また、予備調査で見えてきた発掘の見通しなどについて、スライドを通して紹介したいと願っています。
日時
2013年6月22日(土)午後2時~4時
講師
菊池実先生(東京基督教大学准教授)
場所
OCC415号室