中間時代とは、旧約聖書と新約聖書との間のことです。その時代が<中間時代>と呼ばれているのは、旧約の啓示と新約の啓示との間に<空白>とか<沈黙>の時期があったと考えられているからです。それは新約に、「時が満ち、神の国は近くなった」、「しかし、定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし...」、「この終わりの時には...」等々、一種謎めいたことばで、旧約時代と新約時代とが区別されているからです。
この中間時代史は 旧約のイスラエル人に続くユダヤ人の歴史です。旧約後のユダヤ人がキリストの誕生に至るまでの間、どのように生きてきたのか、新約のキリスト教成立の背景、中間時代ユダヤ教とキリスト教との接点、<時満ちて>の意味について、キリスト教の立場から考えます。
日時
2015年10月5日(月)、11月2日(月)、12月7日(月) 午後6時30分~8時
講師
久利英二先生(聖書神学舎講師)
会場
お茶の水クリスチャンセンター 5階508号室
受講料
一般1500円、会員1000円 学生800円(1回当り、資料代を含む)