前8世紀の預言者ホセア、アモスのメッセージは、現代日本社会に住む私たちにどういう意味(重要性)を持っているのでしょう力、このことを知るために、古代イスラエルの人々が直面した「カナン的」現実が何であったのか、考古学的情報に注目しながら、少し詳しく学んでいきたいと思います。この講座では、特に、カナンの神々(エル、バアル)や女神(アシェラ、アシュタルテ)に注目しながら、前8世紀の古代イスラエルの宗教的状況について考祭し、預言者ホセアとアモスのメッセージについて共に考えたいと思います。
日時
第1回 2011年10月3日(月)午後6時半~8時
「前8世紀の北イスラエル王国とカナンの宗教」
第2回 2011年11月21日(月)午後6時半~8時
「預言者ホセアと豊穣儀礼」
第3回 2011年12月5日(月)午後6時半~8時
「預言者アモスと死者儀礼」
講師
津村俊夫(聖書考古学資料館理事長、聖書宣教会教師、新日本聖書刊行会翻訳編集委員長)
場所
OCC416号室