第17回講演会「聖書とカレンダー」

現在はほとんどの国が正式な暦(カレンダー)としてグレゴリウス暦を使っていますが、聖書の時代の暦はどういうものだったでしょうか。聖書の世界である古代オリエントでは、グレゴリウス暦の先祖であるエジプト暦や、中国暦、日本の旧暦と共通点が多いバビロニア暦についてはよく知られています。

それに比べ、イスラエルの暦についての情報は多くはありませんが、聖書の祭りが月の運行を見て決められたことが知られています。講演では、現代のユダヤ暦やイースターの日付の決め方についても話していただきます。これとの関連で、終わりにサムエル記第一20章の「新月祭」についてのコメント(津村俊夫氏)が行なわれます。

皆様のお出でを心からお待ちしています。

日時

2010年6月5日(土)午後2時~4時

講師

津村スーザン氏(日本オリエント学会欧文雑誌編集補助、聖書考古学資料館会員。2010年1月、エルサレム聖書の国博物館での国際学会「太陽暦を生きる」で研究発表

場所

OCC416号室

聖書考古学資料館

※当日の風景

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